MVVFの新たな策定こそ、
2025年問題を乗り越える鍵に
高齢化が進む、建設業の就業者。60歳以上になる約80万人は、10年間以内の引退が見込まれます。一方で若年層の雇用は困難を極め、目に見えて進んでいません。採用は、当社においても最重要課題でした。
採用を強化する中で、気づいたことがあります。光建には会社の魅力を表現する理念がない、ということ。働きやすさや実績、待遇面がどれだけ他社より優れていても、理念がなければ求職者の共感を得るのは難しいのではないか?それは採用分野に限られたことではありません。お客様が当社を語る上で、どのような魅力がある会社なのかを端的に伝えるツール=言葉を打ち出すのは急務だと感じました。
これをきっかけに、まずは会社そのものをじっくりと見回してみたのです。もともと社内にはさまざまな訓示・提言といった類は揃っていました。しかしそれらについて十分な説明と関連づける横串がなく、ミッションすらありません。そこで一念発起しミッション、ビジョン、バリュー、ファンデーション、つまりMVVFの新たな策定に着手しました。2021年7月のことです。