投稿日:2024.06.24 最終更新日:2024.06.24
現場パトロール~銀色に輝く巨大足場~
本日は、中部電力パワーグリッド発注の田口変電所法面安定化対策工事の現場を総合パトロールしました。
前回工事では、変電所の77kVへ昇圧に伴う変電機器基礎工事を行いました。
当時から、法面からの湧水が著しく、また法面の安定性にも疑問があり、変電所工事の完成を待って、法面安定化のための対策工事に着手しました。
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当時から、法面からの湧水が著しく、また法面の安定性にも疑問があり、変電所工事の完成を待って、法面安定化のための対策工事に着手しました。
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容は、湧水対策として水抜き水平ボーリングを行い、φ40VP多孔管・L=28m・12本を敷設し、滑動防止としてのφ220鋼管杭・L=9~10m・22本を打設するものです。
法面ゆえに杭打機などを移動・設置するための足場が組まれています。
現場は狭隘な道路ゆえに重機の必要なH鋼などの鋼材ではなく、支保工に供するサポート材を使用しています。また、設置点の多さで地盤の脆弱さを補っています。
写真にあるように銀色に輝く巨大足場は目立ちますが、どっしりとした安定感を感じさせます。
当日は4本目の鋼管杭を打設していましたが、法面地盤内に存在する転石や岩に阻まれ、杭位置を確定させるために監督者と現場は相当に苦労していました。
同時に、元請光建の監督者と、協力会社日特建設の監督者の品質に妥協しない姿勢は安心感を覚えました。